消費者金融 審査

学生に限らず大人になってからも、試験とか審査といったものは緊張するものでしょう。消費者金融のキャッシング審査もそのひとつかもしれません。どういったところが審査のポイントになっているのかを知っておくことは、余計な心配を防ぐためにも必要なことでしょう。

消費者金融の大手各社は、過去の融資実績や返済状況をデータ化した独自の審査システムを持っています。つまり簡単にご説明すると、こうした職業のこの年令の人ならどれくらいまでなら貸しても大丈夫か、あるいはどの程度の貸し倒れリスクがあるかといった、いわゆる過去の経験値の積み重ねといえるものです。

こうしたデータを基に「○秒審査」とか「簡易審査」といった、クリックひとつですぐ回答される審査システムを作っているのですが、本審査ではこれに加えて勤続年数や年収、賃貸か持ち家か、その居住年数、固定電話の有無、家族構成、そして他社からの借り入れやその返済状況が審査されることとなります。

こうした各社独自の審査に加えて、信用情報機関に登録をされている金融事故情報などがチェックされることとなります。過去に延滞や自己破産、債務整理、過払い請求などをしていれば5年～7年といった一定期間はその履歴が信用情報機関に登録されることになります。

では消費者金融を利用するのが初めての人は安心かといえば、消費者金融以外のクレジットカードの利用状況、マイカーローンや住宅ローンなどの返済で同じように延滞などの事故があれば、こうした金融事故は業界の垣根を越えて情報交換されますので審査も厳しくなることでしょう。逆にいえば、こうした金融事故や他社からの大きな借り入れさえなければ、審査をそれほど心配しなくても良いとも言えるのです。